アマミノクロウサギの子育ては、自然の美しい物語を見せてくれます。
赤ちゃんウサギが、巣穴から出たり入ったりする様子は、まさに可愛らしさの極みです。
近くで見守っているお母さんウサギの姿も、心温まる光景です。
アマミノクロウサギの子育て方法はアメリカンスタイル!
アマミノクロウサギの親子は別々の巣穴で子育てします。
本来ウサギは6頭ほど子供を産みますが、アマミノクロウサギは一人っ子です。
手厚く育てます。
お母さんウサギは自分の巣穴から2日に一度、深夜決まった時間に赤ちゃんウサギの巣穴にやってきて、巣穴の蓋を開けて空気を入れ替え、赤ちゃんウサギにおっぱいを与えます。
その後、少し離れた場所で毛繕いを行い、再び赤ちゃんの巣穴を赤土で蓋をします。
行動は、約1ヶ月半ほど続きます。
この愛情深い行動は、自然界の驚異的な側面を見せてくれます。
お母さんウサギは赤ちゃんの安全を第一に考え、子育てをします。
そして、その子育ての成果は、赤ちゃんウサギが成長し、巣立ちを迎える姿に表れます。
秋から春にかけては、この素晴らしい観察のチャンスです。
自然の中で親子の絆が紡がれる様子を見逃さずに、心に残る思い出を作りましょう。
アマミノクロウサギの子育ては、その愛情と成長の物語が、私たちに感動を与えてくれます。
自然界の美しさと奇跡を感じながら、この貴重な観察の機会を楽しんでください。
アマミノクロウサギはどんな生き物?
特別天然記念物
ナイトツアーで一番人気
いつ見られる?:夜行性なので暗くなってから
どこにいるの?:奄美大島及び徳之島の2島にのみ分布
どれくらいいるの?:個体数は奄美大島が1万~3万頭、徳之島で約4000頭と推定(2021年時点)
どこで見られる?:マーキングができる場所、沢の岩の上や林道やアスファルト道路にマーキングする。マーキングに使うのはコロコロのうんこ!
どんな巣?:岩穴を掘って生活している
子育ては?:赤ちゃんと母ウサギの巣は別々の巣穴でアメリカンスタイル、赤ちゃん専用の巣穴を掘り、1頭産み落とす。蓋をして2日に一度、決まった時間に遠くから母ウサギが来て蓋を外して空気の入れ替えをする。1カ月ちょっとで巣立ちとなる。
アマミノクロウサギの大きさは?:猫より少し小さいぐらい
色は?:真っ黒ではなく濃い茶色・グレーに近い
身体の特徴は:暗闇で目が赤く反射する。耳と手足は短い。尻尾はほぼ無い。手足の爪は長く、穴を掘ったり崖を登ったり下りたりできる。
餌:落ち葉・どんぐり・ススキの新芽・シダ植物など食性は植物食
行動範囲:150メートルぐらい。単独行動で1頭で活動して群れない
鳴声:ピシーピシー
繁殖行動は寒い時期が多いけどたぶん年中繁殖期
寿命:飼育下で15年
小学校5年の国語の教科書、高校の生物の教科書に載っている
1950年代以降のパルプ材目的の森林伐採により、住処が無くなり数が激減した
森も戻りつつあるのでアマミノクロウサギの数も少しずつ増えてきている
しかし奄美大島におけるアマミノクロウサギのロードキル件数は、毎年増加傾向にあり、2023年に147件と過去最多を更新し続けている。
要因はアマミノクロウサギの知名度も上がり、10年前に比べて急増した夜間の車両数にある
経験値の高いナイトツアー専門ガイドをご利用いただき事故防止につなげていただきたい